10、人や国の不平等をなくそう
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以前の会社では、米国、カナダ、中国、韓国、台湾、ベトナム、インドなどいろいろな国籍のメンバーと一緒に仕事をする機会に恵まれました。国が違えば当然のことながら食事や居住環境、教育制度なども異なるため、文化や習慣の違いを感じるシチュエーションも少なくありませんでした。

例えば、会議中は役職に関係なく積極的に意見を出して議論に参加することが自然でした。また、ランチに行けばベジタリアンの方がいたり、宗教上の理由から就業時間中に一時帰宅が必要になる同僚もいました。

振り返れば、異なるバックグラウンドを持つ同僚と一緒に仕事をするためには、それぞれの違いを認め、相手を理解することが不可欠だったように思います。

SDGsの10番「人や国の不平等をなくそう」では、所得格差や差別、機会の不平等など国内や各国間の不平等を是正するために10個のターゲットが定められています。制度を作るという大きな取り組みも含まれますが、まずは自分にも出来ることとして、国籍に関係なく常に相手への思いやりの気持ちを忘れずにあり続けたいと思います。


審査番号:2196282