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SDGsの目標3「すべての人に健康と福祉を」に掲げられるターゲットの中には、「新生児や5歳以下の死亡率を減らす」というものがあります。
結婚して7年、それまで子どもには関心が薄く仕事しかしてこなかった私が妊娠しました。当時は戸惑いながらも大変うれしかったことをよく覚えています。しかし、喜びも束の間、妊娠初期の時に流産してしまいました。その頃はやりきれない思いでいっぱいで、妊娠や出産に関わるたくさんの本を読み漁りました。そこで、日本を含む世界には赤ちゃんや幼い子どもが病気で亡くなってしまう事例がたくさんあることを知りました。SDGsの目標3では、「新生児や幼児が、予防できる原因で命を失うことがないようにする」と謳っています。流産後に芽生えた命は現在5歳になり、これまでたくさんの予防接種を受けました。
世界中の子どもへ必要な予防や治療が行き届くように、ひとりひとりが支え合う気持ちや意識を持つことが大切ですね。
審査番号:1993396