サマリー
気候変動に取り組むには国際機関との提携が不可欠
加えて重要なのは、進捗状況や課題についての情報を共有するコミュニケーション
有言実行。気候行動と呼ばれる所以がここにある
グリーンボンドを成功させるにはチームワークが不可欠です。一人では市場のすべての最新情報に精通することは不可能です。個々の分野で専門家が必要なのです。
サステナブル投資分野で先駆的な存在であるアムンディは、グリーントランジションと足並みを揃えて行動しています。これまで注力してきたことと同様に、今回のアムンディのアプローチも、自ら声をあげ、変化をもたらす、というシンプルで説得力のあるものです。
このアプローチでは、アムンディは国際金融公社(IFC)など国際機関と提携しています。世界銀行グループの一員であるIFCは、アムンディに様々なツールや能力を提供し、アムンディが顧客に最高の結果をもたらすことを可能にしています。
グリーンボンドに関する方針を策定し、バンカーに研修の機会を与えたほか、ICMAグリーンボンド原則の採用を推進すること通じて、アムンディとIFCは新興国市場に気候変動を意識した投資への道を拓きました。
アムンディの債券ソリューション・証券化の責任者ジャン・マリ・デュマは以下のように話しています。 「CEOやCFOにサステナブルな商慣習のメリットを納得させることも大事ですが、企業の全従業員を巻き込むことが更に重要です。」[1]。
「良い方向に変えていくには、パートナーと協力して行動する必要があります。そのために、研修、日々の対話あるいは定期的な会合を通じて、全員が共通認識を持つことが極めて重要です。」[1]
パートナーシップの力
アムンディはまた、サステナブルファイナンスの目標を達成しポジティブな変化を主導するために、官民パートナーシップ(PPP)を活用しています。デュマが指摘するように、適切なパートナーを味方に付けることで、改革の実行がとても容易になります。
「私たちはアジアインフラ投資銀行や欧州投資銀行と提携しています。これらの機関は、アジアやヨーロッパの発展途上にある市場に注力し、ハイイールド債の証券化や中堅企業の証券発行などを手掛けています。エンゲージメントを推進しサステナブルな投資機会をフルに活用するために、発行企業と投資家との間で対話を作り出していきたいと考えています。」とデュマは言います。
この点に関して、アムンディのESG部門が重要な役割を果たしています。ESG部門は市場リサーチやレポートの作成から投資方針の策定に至る、あらゆる業務をこなします。「グリーンボンドを成功させるにはチームワークが不可欠です。市場のすべての最新情報に精通するのは不可能であり、個々の分野で専門家が必要なのです。」とデュマは説明しています。
また、毎日の振り返りが重要とも考えています。「生半可な気持ちでグリーンボンドにアプローチすることはできません。グリーンボンドは、地球温暖化の防止を目指すプロジェクトへの資金流入を促す有益なツールです。平たく言えば、地球を住みよい世界にするために必要だと考えています。投資の理由としてこれ以上の理由は見つかりません。」[1]
出所:
[1] アムンディの債券ソリューション・証券化の責任者ジャン・マリ・デュマとのインタビュー、2021年5月15日
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文書作成日: 2022年5月30日
文書番号:2317185