アムンディ・ジャパンは、在日するCAグループ2社(CACIB、CA生命)とともに、大地震と豪雨による災害に見舞われた能登半島地域の方々に寄り添い、1日も早い復興を願うとともに支援として2月に募金を行いました。その後、現地でのボランティア活動の実施を実現すべく、共同でプロジェクトを立ち上げ、情報収集と計画立案を行ってきました。その結果、3社から計13名が11月16日(土)、能登半島でも地震、豪雨の被害の大きかった輪島市でボランティア活動に参加しました。
13名は日本各地から参集した約100名のボランティアの一員として、グループに分かれて主に個人の住居に派遣され、豪雨による洪水で敷地や外構に堆積した汚泥を掻き出す作業を中心に1日従事しました。地震から10か月以上経っても被災した家屋が散見され、復興、復旧への長い道のりを感ぜずにはいられない光景を目の当たりにしましたが、被災された方々と交流し、豪雨災害に追い打ちをかけられても前を向いて生きる姿勢にみな感銘を受けました。13名が1日に貢献できたことは微々たるものですが、大勢の無名のボランティアの日々の活動の積み重ねが、復興の大きな力となるということを改めて学ぶ機会となりました。
能登半島は東京から北西に300キロあまり、日本の本州中央部、日本海側に位置します。2024年1月1日の夕方、この地域をM7.6の大地震が襲いました。その被害は、10月1日現在で死者400名以上、家屋の全壊6,200棟以上、半壊22,800棟以上、一部破壊103,700棟以上という甚大なものです。地震の被害からの復旧が少しずつ進むなか、9月下旬には記録的な豪雨に見舞われ、河川の氾濫、土砂災害が多発し、15人が亡くなりました。今回のボランティア活動は、2023年のIMRの結果を受けてCSR活動を更に推進していくCAグループのコミットメントの一環であり、今後も社会の一員として、支えが必要な人たち、地域に様々な形での支援を検討、実施して参ります。
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