アムンディでは、提供する金融商品について、目的を明示することで、透明性を高めようと努めています。

環境(Environment)、社会(Social)、ガバナンス(Governance)のESG基準を遵守し、改善することを目標としている資産運用会社は、投資先企業が約束どおり活動を行っているか確認するための労力を惜しみません。

自然保護団体のグリーンピースによると、企業は「自らが環境に配慮していることを示そうと躍起になっています。」さらに、「環境配慮に純粋に力を尽くしている企業と、力を尽くしているふりをするために緑のカーテンをまとっている企業との違いを見分けるのは、非常に困難になってきています。」と述べています。

環境に配慮している企業に投資したいと考える投資家もこの問題に直面しています。では、「緑のカーテン」をまとっている企業を見分けるにはどうすればよいのでしょうか。

本物を見つける

ESGファンドに資金を振り向けることを考えるのであれば、次の2つを行うことが必要です。まずひとつは、交付目論見書を読んでファンドのリスクと手数料および目的を理解することです。情報に注意深く目を通してその内容を理解し、分かりにくい部分に下線を引くのです。次にファンド提供者である委託会社に連絡を取ることです。

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アムンディでユーロ・アグリゲイト・ファンドの運用責任者を務めるイザベル・ビクフィリッペは、ファンド委託会社側の透明性が重要だと指摘しています。「アムンディでは、提供する金融商品について、目的を明示することで、透明性を高めようと努めています。一例として当社のテーマ別ESGファンドは、それぞれに特定の目的にフォーカスしています。こうしたファンドは、具体的な課題に対して意識を持っている個人投資家の方に適していると言えます。」

投資家は自分の資金が望む目的のために使用されているかどうか厳しく見ています。アムンディはこの原則に基づき、私たちが提供するファンドに投資してくださる投資家のみなさまが最良な投資を行えるよう努めています。

欧州のリーダーであるアムンディは、さまざまなESGに関するデータを収集し、企業とのエンゲージメント(対話)を通じて収集した情報を用いて企業のESG取り組みと戦略に対する理解を深めるための専門部署を有しています。

責任投資を行ううえでは独自に調査することが必要不可欠です。ESGデータ提供業者によってすでに加工された情報に依存するだけでは十分でありません。アムンディのESGアナリストは、環境(Environment)、社会(Social)、ガバナンス(Governance)のESG問題に関する企業の取り組みを国際基準と持続可能な開発の課題の観点から分析するため、国際的な規範と持続可能な開発目標に関する37の基準に基づく方法を採用しています。加えて、アムンディでは、投資先の企業とのエンゲージメント(対話)を継続し、企業をモニターしています。


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文書作成日:2021年1月31日
文書番号:1810565

コラム著者

イザベル・ビクフィリッペ
ユーロ・アグリゲート戦略ヘッド